楽天モバイルの月1G以下0円プランの廃止に伴い、新たにpovo2.0とIIJmiomの併用を開始したので、その概要について書いていきます。
月に数ギガしか使わず、電話回線を用いた通話をほとんどしない人にとっては格安の組み合わせです!
povo2.0とIIJmioのデュアルSIM運用に至った経緯
今まで楽天モバイルとIIJmioのデュアルSIM運用をしていたのですが、楽天モバイルの1GB以下0円のプランが7月1日から廃止され、1GB以下実質無料の期間も10月末で終了したため、別の組み合わせを模索しました。
その結果、povo2.0とIIJmioの組み合わせにすることにしました。この組み合わせで、音声通話付き2Gの通信量を月額最低477円で使うことができます。
私はiPhone12miniを使っているため、povo2.0を物理SIM、IIJmioをeSIMでデュアルSIM運用しました。iPhone13モデル以降では、両方eSIMで運用することも可能のようです。
povo2.0
povo2.0は音声通話のために使います。使用料は、維持費37円/月+通話料です。
基本料金は0円、国内通話税込22円/30秒、国内SMS送信税込3.3円/通(70字まで)です。
povo2.0のみで運用する場合、ここにトッピングとして以下のプランを追加していきます。
トッピング名 | 料金/回 |
---|---|
データ使い放題(24時間) | 330円 |
データ追加1G(7日間) | 390円 |
データ追加3G(30日間) | 990円 |
データ追加20G(30日間) | 2,700円 |
データ追加60G(90日間) | 6,490円 |
データ追加150G (180日間) | 12,980円 |
トッピング名 | 料金/回 |
---|---|
DAZN使い放題パック (7日間) | 925円 |
smash.使い放題パック (24時間) | 220円 |
5分以内通話かけ放題 | 550円 |
通話かけ放題 | 1,650円 |
データに関しては、後述するIIJmioにもっと安いプランがあるので、povo2.0ではトッピングせずにそちらを組み合わせていきます。
ちなみに、基本料金のみでトッピングなしの場合、通信速度最大128kbpsで通信できるのですが、こちらは使い物になりません。
注意点として、povo2.0は180日間以上有料トッピングの購入等がない場合、利用停止、契約解除となることがあります。そこで継続利用するためには、180日に1回有料トッピングを購入する必要があります。1番安いトッピングは、コンテンツトッピングのsmash.使い放題パック220円なので、180日に1回購入することにより月額37円で維持することができます。
補足ですが、5分以内通話かけ放題トッピングを月末に購入し同日中に解約した場合、料金が日割りになり550円÷30日=18円となります。これを180日に1回繰り返した場合、月額3円で維持できることになります。ただし、料金が日割りとなるのは「当面の間」となっており、いつ変更されるかは分かりません。この方法をとる人が増えてくればすぐにでも変更されそうですが。。
IIJmio
IIJmioはデータ通信のために使います。使用料は、2G 440円/月です。
IIJmioには音声通話の付いていないデータ専用のプランがあり、特にギガプランのデータeSIMプランがかなり安くなっています。
プラン名 | 2ギガプラン | 5ギガプラン | 10ギガプラン | 15ギガプラン | 20ギガプラン |
---|---|---|---|---|---|
データeSIM | 440円 | 660円 | 1,100円 | 1,430円 | 1,650円 |
最も安い2ギガプランは月額税込440円です。私は月に数ギガしか使わないので、こちらのプランを選びました。このプランでは余ったデータ量は翌月まで繰越が可能です。例えば、当月に全くデータを使わなかった場合、翌月に4ギガ使うことができます。
また、高速データ通信のON/OFFも切り替えることができ、データ容量を使いたくない時には最大300kbpsの低速モードも使用可能です。低速モードでも簡単なニュースサイトの閲覧やSpotifyの再生は問題なく行うことができました。ただし、お昼の時間帯などは少し遅く感じることもあります。
注意点として、低速モードで3日あたりの通信量が366MBを超えてしまうと、通信速度の制限がなされます。制限後の通信速度は非公開ですが、かなり遅くなることが予想されます。
IIJmioは初期費用が税込3,300円かかりますが、キャンペーンにより半額やそれ以下になっていることがよくあります。私が初めて申し込んだ時は、キャンペーンにより1円となっていました。
また、IIJmioとほぼ同じサービスを提供しているBIC SIMを申し込むという方法もあります。BIC SIMの場合、「ギガぞう」というWi-Fiスポットサービスを無料で使える特典がついてきます。どちらで申し込むかは、両者のキャンペーンの内容を比較するなどして決めていくと良いと思います。
まとめ
povo2.0とIIJmioの組み合わせは、楽天モバイルとIIJmioとの組み合わせと比べて通話料が無料でなくなったことはデメリットですが、それでも十分安い料金となっています。
また、povo2.0がau回線、IIJmioがdocomo回線なので、通信障害などがあった場合などは少し安心感があります。
楽天モバイルのようにpovo2.0も0円プランが廃止になる可能性もありますが、とりあえず当面の間はこちらの組み合わせで運用していこうと思います!
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